飛び立つ前の儀式 - ・・・私がわたしであるために・・・

こんばんは。

生きざまを魅せ、語り継ぐ

ちゃらんぽらん♫すきっぷ二ストのかおりんです。

 
先日、はじめて
 パラグライダーというものを体験したのだけれど
飛び立つ前に
「死」を覚悟したのよね（笑）
 
飛ぶ前って
まだ飛んでもないのに
不安材料が次から次へと出てきて
それの最上級が
 
／
死んじゃうかも
＼
 
だったの
 
で、
この一歩を踏み出したら
もう会えないかもしれないじゃん。
 
そう思った私は、
娘と孫たちをハグしながら
「いままでありがとう」と
ひとこと伝えたのよね。
 
大袈裟だ！と笑われたし、
いま思えば、
インストラクターの方に
大変申し訳ない行為だったと思う
 
でも、
私にとっては、
それぐらいの覚悟がないと
飛び立つ場に立てなかった。
 
でもね、
脚が宙に浮いた瞬間！
そりゃ～～～～
気持ちいいったらありゃしない
 
感覚的に
伝わるかどうか分かんないけど
宇宙からの大きな大きなブランコに
乗って揺られてるかのような、
そんな感じ。
 
もっと飛んでいたい！
ずっと飛んでいたい！
って思ってた。
 
こう思えるのは、
インストラクターという
私には計り知れない世界のことを
知っている人がいてくれたおかげ
 
これ、かなりの安心材料
 
娘や孫立たちも
嬉しそうにしてくれていて
楽しかった、
いい経験させてもらったと言ってくれた。
 
一人では怖いからと
巻き込んだ娘と孫（笑）
迷惑だわ！と言われてもしょうがないのに
いい経験させてもらったなんて
嬉しくてたまらない
 
この日、私は、
帰ってきてから寝るまで
何度も何度も
ありがとうを伝えた。
 
ありがとうを言わなくちゃじゃなくて
ありがとうを言いたくてしょうがない
そんな衝動にかられてたんだよね。
 
大袈裟だったかもしれないけれど
死を覚悟して怖いところを超えた先には、
こんなにもたくさんの「ありがとう」が
溢れてくるんだ。
 
あ、明日死んじゃっても
後悔しないかも、って
思ったんだよね。
 
なんかさ、
明日死んじゃってもいいかもって思える生き方って
こんな感じなのかもしれない。