里親制度普及事業
社会的養護のもとで育つ子どもたちへの支援研修会
「子どもの貧困と地域づくり」
講師は、湯浅誠氏。
日本における子どもの貧困率は、
13.9%で7人に1人の子どもが貧困状態である。
7人の子どものうちの1人。
実感できますか?この数字。
私は、実感できない。
それほど、子どもたちの貧困は、目に見えないものであるらしい。
見えないけど、いないわけじゃない。
飢えているわけではない。
服を着ていないわけでもない。
とは言えども、
死ななきゃいいっていうもんでもない。
死なないために生まれてきたわけじゃない。
湯浅氏が定義する貧困とは、
「お金がない」且つ、「つながりがない」且つ、「自信がない」
であると。
スライドで「高校生の声」っていうのを観た。
お金がないから~できない。
バイトしなくちゃいけないから~できない。
うーん、、、、、、、、、、
上手く言えないけど、
できない理由をお金がないからとか、
時間がないからって言ってしまうのに
正直、違和感が生まれた。
そんな子どもたちを行政・民間・地域社会で
どうカバーし合うのか。
今回は、「子どもの貧困~」なので
子どもの立場で考えることになったけど
そういった家庭環境を作り出した親の立場では?
どういった制度が利用できるのかとか。
卵が先か、鶏が先かの議論になってしまうけど
親の問題でもあるよなぁと感じる。
子どもの居場所づくりとともに
親の居場所づくりも大切だよなぁと。
かっこつけなくても評価が下がらない。
あるがままの自分で受けていれてもらえる居場所。
それって、
お金があろうが、なかろうが、、、関係なく、誰にでも必要な場所だと思う。
そんな居場所が、作りたい。
どんな自分でもOKだよ。
そんな居場所に私は、いる。